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強くなる子・ならない子。 その2

前回は、数学の問題で
「質問の仕方に違い」があることを紹介した。

勉強での質問でも違いが出るように、
テニスでも、アドバイスを聞きに来る生徒に「違い」がある。

それについて、今回は具体的に話していきたい。

※これから先に書くことは、軽く読み流してください。
 
練習試合などをしていると、1日中試合を見て、
1つ1つの試合後、
生徒にアドバイスを言わなければいけない。

これがなかなか大変・・・(笑)

そういうことは置いておいて、
私は基本的に、いきなりアドバイスを言わない。

なぜか?というと、
生徒自身がどう思ったか?が知りたいから。

だからいつも、
「先生、試合でのアドバイスをください。」

「で、○○(生徒の名前)は、この試合でどう感じた?」

と聞き返す。

これが意外と、
生徒は始めのうちは何も言えなかったりする(笑)

そういう時は、
「良かった点と、悪かった点は?」と聞くと答えやすくなる。

ここから先で生徒に違いが出る。

「フォアの調子が悪くて・・・。」
「足が動いていなかった・・・。」
「サーブが入らなくて・・・。」

などなど、色々な感想が出てくるが、
これらの答え方をしている生徒は、
強くなるのに、なかなか時間がかかる
と感じている。

※このフィードバックも別に悪いわけではない。

テニスは対人競技なので、
試合後は、相手との相対関係で話が出てこないといけない
と、
私は思っている。

分かりやすく言うと、
自分がいくらフォアが得意と言っても、
相手がもっとフォアが強いと負けやすい。

自分がバックが苦手でも、
繋いでいて、相手のミスを誘えていたら、
ポイント源になっていたりする。

だから試合後に、「相手がどうで自分がどうか?」という
相対的な評価も出来ていないと、
試合中はそれらを考えてプレーしていない・・・。
(ショットセレクションを間違いやすくなる。)

「自分の調子がどうだった。」だけで、
感想が「自分のこと」で終わっている生徒は
強くなりにくい
と思っている。

その後の練習課題も、
「フォアをもっと練習する」
「サーブが入るようにする」

など、漠然とした課題ばかりで終わってしまうことが多い。

※これらは、ブラッドギルバートの本にも書いていること・・・。

強くなりやすい生徒は、

「相手のフォアが強くて、バックに打ちたかったが、
 コントロール出来なかった。」
「自分のボールで相手を追い込んでいたのに、
 次のチャンスボールをミスしたり、甘かった。」


などなど、
相手との関係性や、
自分のラリーの中でのポイントの終わり方に
課題を見つけれている生徒は、練習課題も違う


「相手のバックに打てるように、
 バックのクロスラリーをもっと練習する」
「追い込む球は打ててきたので、
 次の球をしっかり決める練習をする」


といった風に、かなり具体的に練習課題を見つけて、
それを1つずつクリアしていけば良い。

この思考回路?というか、
課題の見つけ方が分かった生徒は
次の課題が明確になり、もっとやる気を出して、
勝手に「強く」なっていくことが多い。

※もっと上級者になってくると、
 ある程度ショットは打てるので、
 ショットセレクションなどの「判断」や「戦略」の話になってくる。

今回はクラブでの話をしたが、
一般の方にも同じ傾向があると感じている。

少し言葉足らずで、
分かりにくいこともあるかと思うが、
自分で課題を見つける助けになれば嬉しい。

もし気が向けば、
1度、相手との相対関係を把握しながら、
テニスの試合に臨んでみてほしい。

「試合の中で自分に必要なもの」が具体的に見えてくると、
それを手に入れた時、
もう1つ上のテニスが出来てくると思う。
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